ユーザーインターフェイス

名刺:ユーザーインターフェイス基礎④【オンライン】

2025/3/8 「ユーザーインターフェイス基礎④」の記録です。

講師:平井 美江先生

 

名刺の役割

  • 自己紹介ツールとして、名前・連絡先・所属を伝える役割
  • 会話のきっかけをつくり、関係構築をサポートする
  • 顔写真やイラストの活用により、記憶に残りやすくなる効果がある
  • 企業PRの手段としても活用可能

名刺デザインのポイント

  • レイアウト:情報を整理し、見やすく配置する
  • 文字:読みやすいフォント・適切な文字サイズ選ぶ
  • 配色:ブランドイメージや目的に合ったカラーを活用する

「読みやすさ」を意識したデザイン

  • 可読性:文章がスムーズに読めるフォントやサイズを選ぶ
  • 視認性:一目で内容が理解できるよう、シンプルで見やすいレイアウトにする
  • 判読性:誤読を防ぐために、文字の配置やデザインを工夫

覚えてもらうための工夫

名刺は「覚えてもらうもの」という目的を忘れずに作成する。
視覚的にインパクトを与えるデザイン(ロゴ・ピクトグラムの活用)。
シンプルかつ効果的な情報配置で、伝えたい内容を的確に伝える。

メモ

とにかく「読みやすく」「印象に残る」名刺を作成しましょう。

 

総復習(ピクトグラム・ロゴ・アクセスマップ)

  • ピクトグラム:「特徴を掴む」ことを意識し、視覚的に伝わりやすいデザインを作成する
  • ロゴ:「目的の表現」を大切にし、ブランドや個人のアイデンティティを表現する
  • アクセスマップ:「私」「あなた」「誰か」の主語を意識し、分かりやすく伝える構成で

可読性

可読性とは、文章の「読みやすさ」の度合いを指す。文字の種類やデザインによって可読性は変化する。

  • ゴシック体:線の強弱がないため、可読性は低め
  • 明朝体:紙面では可読性が高いが、解像度の低い画面では線がかすれて読みにくくなることがある

可読性を高めるポイント

  • 適切なフォント選び:紙面なら明朝体、デジタルならゴシック体など、用途に応じた選択する
  • 文字サイズの調整:小さすぎると読みにくく、大きすぎると圧迫感があるためバランスを考慮する
  • 行間・文字間の調整:詰まりすぎず、適度なスペースを確保する
  • 背景と文字のコントラスト:色の組み合わせによっては読みにくくなるため、視認性を考慮する

メモ

「可読性・視認性・判読性」のバランスを意識し、読みやすいデザインを心がけましょう。

 

視認性

視認性とは、パッと見た瞬間に認識しやすいかどうかを指す。
遠くからでも文字がはっきりと見えることが重要。
ゴシック体は、線の太さが均一で装飾が少なく、視認性が高い。

視認性が求められる場面

キャッチコピーや要点など、「読む」よりも「見る」ことを重視する要素に適用する。

視認性を高めるポイント

  • 文字の大きさ:小さすぎると認識しにくいため、適切なサイズを選ぶ
  • フォントの選択:シンプルで太めの書体(ゴシック体など)を使用
  • 色のコントラスト:背景と文字の色の差を大きくして、見やすさを向上させる
  • 配置の工夫:重要な情報を目立たせるため、余白を適切にとる

メモ

「視認性」を意識することで、伝えたい情報を瞬時に認識しやすくなります。

 

判読性

判読性とは、文章の分かりやすさを指す。
誤読や誤解を防ぎ、正確に意味が伝わるかが重要。
対象物の「判断」まで含む要素。

判読性を高めるポイント

  • 分かりやすい表現:難解な言葉や曖昧な表現を避ける
  • 適切な改行・句読点の配置:意味の区切りを明確にする
  • フォントの選択:判読しやすい書体を選び、可読性も確保
  • 文字の間隔:詰まりすぎず、適度なスペースを確保

メモ

「判読性」を意識することで、文章の意図を正しく伝え、誤解を防ぐことができます。

 

  • この記事を書いた人

Kumi

金融分野のリライトを中心に活動しているライターです。 FP資格を持ち、ライフプランや心理学の知見を活かした執筆を行っています。 職業訓練校でWEBデザインを学びながら、「書く・伝える・見せる」を意識した情報発信に取り組んでいます。 繊細さと好奇心を活かし、読者に気づきを届けられる文章を目指しています。

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