2025/6/30の記録です。
講師:田中先生
【1】誰のためのポートフォリオか?──まず「採用担当者の目線」で考える
採用担当者がポートフォリオを見る目的はただひとつ。
**「この人と一緒に働きたいと思えるか?」**を判断するためです。
だからこそ、自分が見せたいものだけでなく、相手が見たいものを意識しましょう。
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どんなスキルがあるのか?
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どんな実績があるのか?
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未経験でも、どれだけ学び・成長してきたのか?
自己紹介や制作実績だけでなく、**“仕事としての視点”**を忘れずに。
【2】トップページは「作品主体」で!
ポートフォリオの第一印象は、トップページで決まります。
「つかみはOK!」となるように、自信作や注目してほしい作品を最初に見せましょう。
できれば…
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ビジュアルメインで、作品がすぐ見えるように
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スクロールしすぎない構成に
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文字ばかりにならないよう注意
トップページは、あなたという人の「プレゼン資料の1枚目」。
まず心をつかんでから、じっくり読んでもらいましょう。
【3】操作性と導線が命──クリック地獄にご用心
良いポートフォリオでも、「どこを押せばいいかわからない」「クリックが多すぎて疲れる」と感じた時点で、離脱されてしまいます。
チェックポイントはこちら:
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メニューはシンプルか?
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1クリックで作品までたどり着けるか?
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スマホでもストレスなく見られるか?
“迷わせない設計”が、見やすさと信頼感につながります。
【4】未経験でもできる「伝え方の工夫」
たとえ実務経験がなくても、「こんなことを学んできました」「私はこんなことができます」と伝えられる構成にすれば、強みになります。
おすすめの工夫:
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学校や講座での制作物をまとめる
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「できることリスト」を箇条書きで明記
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課題に対してどう取り組んだか、工夫点を添える
「経験値」ではなく、「学ぶ姿勢」と「吸収力」が伝わる内容にしていきましょう。
【5】完成度を高めるには?──メニューと構成がカギ!
ポートフォリオ全体の印象は、「トップページ」と「メニュー定義」に大きく左右されます。
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メニューはシンプルかつ直感的に
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全体の構成が論理的で、整理されているか
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自分のアピールポイントが、適切に配置されているか
自己満足ではなく、**「読む人が心地よく回遊できる構成」**を目指しましょう。
まとめ
ポートフォリオは、あなたの分身です。
だからこそ「何を伝えるか」「どう見せるか」の両方が大切。
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採用担当者の目線で考える
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トップページに自信作を
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操作性・導線を整える
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未経験でも「伝え方」を工夫する
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メニューと構成で印象を高める
ひとつずつ意識すれば、あなたらしさがしっかり伝わる、説得力のあるポートフォリオが完成します。
Wappalyzer
Wappalyzer(ワップアライズァー) は、ウェブサイトが使用している**技術スタック(技術的な構成要素)**を一目で調べられる、便利なブラウザ拡張機能です。
Web制作や開発に関わる人なら、一度は使ってみる価値ありのツールです。
✅ 何がわかるの?
Wappalyzerを使うと、以下のような情報が瞬時に表示されます:
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使用しているCMS(WordPress、Shopifyなど)
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サーバーサイド言語(PHP、Node.jsなど)
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JavaScriptライブラリ(jQuery、Reactなど)
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Webサーバー(Apache、Nginxなど)
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解析ツール(Google Analytics、Meta Pixelなど)
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CDNやホスティング(Cloudflare、Amazon AWSなど)
🛠 使い方は超かんたん!
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Chrome ウェブストアで「Wappalyzer」をインストール
👉 Wappalyzer - Chrome ウェブストア -
拡張機能を有効にすると、ブラウザの右上にアイコンが表示されます。
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調べたいサイトを開いて、アイコンをクリック!
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ページで使用されている技術一覧が、カテゴリごとに表示されます。
💡 どんなときに便利?
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競合サイトがどんなCMSや解析ツールを使っているか調べたいとき
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勉強中に「このアニメーションってどうやって実装してるんだろう?」と思ったとき
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クライアントに「このサイトっぽく作って」と言われたときの調査ツールとして
⚠ 注意点
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一部の技術は検出されないこともある(特にフロントに露出していないもの)
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非公開設定にされている情報は取得できない
必要な情報を一瞬で引き出せる、WEB業界の虫眼鏡みたいな存在。それが「Wappalyzer」です🕵️♀️✨
Webデザイン・開発・マーケの現場で、知ってて損はなし!