2025/6/28の記録です。
講師:大浜先生
WordPressにログインできなくなったときの対処法(テーマが原因の場合)
もし、WordPressに新しいテーマを入れたあとでログインできなくなってしまった場合は、FTPソフトを使って該当テーマのフォルダ名を変更することで対処できます。
手順の概要
- FTPソフト(例:FileZillaなど)でサーバーに接続
/wp-content/themes/
フォルダを開く- 問題のテーマのフォルダ名を変更(例:
theme-name
→theme-name_backup
) - これにより、WordPressが自動的に別の有効なテーマ(Twenty Twenty系など)に切り替わり、再びログインできるようになります
ブロックエディタでブロックに名前(追加CSS)を付ける
WordPressのブロックエディタ(Gutenberg)では、**「追加CSSクラス」**という機能を使って、特定のブロックに独自のスタイル名(クラス)を付けることができます。これにより、そのブロックだけにCSSでデザインを適用できるようになります。
🔧 追加CSSクラスとは?
「追加CSSクラス」は、ブロック単位で任意のクラス名を付けて、スタイルシート(CSS)でそのクラスに対して装飾を加えるための機能です。たとえば、特定の段落だけ文字色を赤くしたり、背景に枠線をつけたりできます。
📝 設定手順(初心者向け)
-
ブロックを選択
投稿や固定ページの編集画面で、スタイルを適用したいブロックをクリックします。 -
右側の「ブロック」設定パネルを開く
サイドバーの「ブロック」タブを選びます。 -
「高度な設定」→「追加CSSクラス」にクラス名を入力
例:highlight-box
※ピリオド(.
)やclass="..."
は不要です。クラス名だけを入力します。 -
CSSを記述する
外観 > カスタマイズ > 追加CSS などに以下のようなコードを追加します:.highlight-box { background-color: #ffffcc; border: 2px solid #ffcc00; padding: 1em; }
💡 活用例
.red-text
→ 文字色を赤にする.fade-in
→ アニメーションでふわっと表示.underline-list
→ 箇条書きリストに下線を追加
✅ メリット
- 特定のブロックだけにデザインを適用できる
- サイト全体のデザインに影響を与えずにカスタマイズ可能
- 一度作ったクラスは他のブロックでも再利用できる
⚠️ 注意点
- クラス名は 半角英数字・ハイフン・アンダースコアのみ使用可能
- 先頭は 英字 で始める必要があります
- CSSの基本的な知識が必要です
子テーマとは
WordPressの子テーマは、親テーマを安全にカスタマイズするための仕組みです。以下のような役割があります:
🎯 子テーマの主な役割
- 親テーマのアップデートに備える
親テーマを直接編集すると、アップデート時に変更が上書きされて消えてしまいます。子テーマを使えば、カスタマイズ内容を保持したまま親テーマを更新できます。 - 安全なカスタマイズ環境を作る
子テーマでは、CSSやテンプレートファイル(例:header.php
)を親テーマから継承しつつ、必要な部分だけ上書きできます。これにより、エラーのリスクを減らしながら自由に編集できます。 - テーマの構造を学びやすくする
親テーマのコードを壊さずに試行錯誤できるので、WordPressの構造やテーマ開発の学習にも最適です。
🧩 具体的にできること
style.css
に独自のデザインを追加functions.php
に独自の機能を追加- テンプレートファイル(例:
single.php
)を差し替えて表示を変更 - JavaScriptや画像などの追加リソースを読み込む
⚠️ 注意点
- 子テーマは親テーマがインストールされていないと動作しません
- 子テーマを使っても、PHPやCSSの知識はある程度必要です
その他
- ワードプレスにも標準でエクスポート機能があるが、テーマやプラグインはエクスポートできない
- COCOONはカスタマイズ性が高い
自分メモ
引っ越し先の新ポートフォリオサイトに追加変更すること
- この記事を追加
- アイキャッチを作品集に掲載する
- プラグイン「Easy Table of Contents」を追加