2025/6/13の記録です。
講師:小谷先生
JavaScriptとは?
JavaScriptは、HTMLやCSSと並ぶWebの中核技術の1つで、Webページに動的な要素を追加するためのプログラミング言語です。
※Javaとは全く異なる言語です。
JavaScriptの特徴と活用
どんな時に使う?
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アニメーション
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ボタンの動作
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ポップアップなど、インタラクティブな動きの追加
何のために使う?
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Webコンテンツの動的生成
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フォーム入力のチェック
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ブラウザとサービス間のやりとり など
難しさの理由
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HTML/CSSとの連携が必要なため、基礎知識がないと難しい
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Webサイトの見える部分に関係する言語で、構造と装飾の理解も不可欠
メリット
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環境構築不要(すぐに書き始められる)
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フロントエンドもバックエンドも対応可
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フレームワークが豊富
jQueryとは?
jQueryは、JavaScriptを簡単に書くためのライブラリです。2006年にJohn Resigによって開発されました。
多くのWebサイトがjQueryを使って動的な動きを実現しています。
jQueryを使うための3ステップ
【その1】jQuery本体の読み込み
HTMLファイルの一番上に、以下のような記述を追加します。
<script type="text/javascript" src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.9.1/jquery.min.js"></script>
読み込み方法は2種類:
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CDNで読み込む(一般的)
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ファイルをダウンロードして読み込む
【その2】自作のコードを読み込む
<script type="text/javascript">
// ここに自作コード
</script>
または外部ファイルとして読み込む方法:
<script type="text/javascript" src="js/custom.js"></script>
【その3】HTMLの要素と連動させる
HTMLのタグにIDなどを指定し、JavaScriptと連携。
この工程にはHTML・CSSの理解が必須です。
Webページの基本構造は3つ!
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HTML(構造)
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CSS(装飾)
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JavaScript(動き)
この3つだけで、今のWebページの大半が作られています。
ソースを見る力をつけよう!
実際のWebページのソースを見て、「どこにどんなコードが使われているか」を理解することが大切です。
よくある現場の会話:「こんな動きのページ作れる?」に対応するには、仕組みの解析が必要!
よく使われるキーワード例(検索用)
JavaScript系
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js アコーディオンメニュー
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js タブメニュー
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js ハンバーガーメニュー
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js スライダー
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js ドリルダウン
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js フェードイン/アウト
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js モーダルウィンドウ
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js カルーセル
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js ユーザーエージェント切り替え
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js 電話発信
CSS系
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CSS アコーディオンメニュー
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CSS タブメニュー
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CSS スライダー
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CSS モーダルウィンドウ
※CSS3の進化により、JavaScriptを使わず実装できる動きも増えています。
まとめと注意点
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WebサイトはHTML・CSS・JavaScriptで構成されています。
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「作る」よりも「修正できる」能力が重視されます。
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実務では「再現力」「解析力」「改修力」が大切です。
作るだけでは不十分。
実際の案件では、他人が作ったWebサイトを理解し、適切に修正・改善できる技術と経験が求められます。